高齢犬の生活環境を改善しよう！（屋外で飼っている方）

高齢犬の生活環境を改善しよう！

（屋外で飼っている方）





高齢犬・老犬を屋外で飼っている場合、やはり一番気になるのが気温です。
今まで、暑くても寒くてもぜんぜん問題なかったから『大丈夫だよ』って思わないで、気にかけてあげてください。


●季節によって犬舎を移動しましょう。
まずは基本ですが、犬舎は飼い主や家族が見える場所に設置して、愛犬からも飼い主からもいつでも目視できると、何か異変があってもお互いに安心できるものです。
また、季節に応じて夏場なら日陰に、冬場なら日当たりのよい場所に移動しましょう。さらに、段差がない平らな歩きやすい場所で、つまずきやすい石やブッシュなどを排除してあげることも忘れずに。虫除けの蚊取り線香なども必需品です。


●梅雨時や秋雨の時期などには湿気に注意しましょう。
高齢犬で特に長毛種の犬の場合、ジメジメとする梅雨時や秋雨の長い時期になると
被毛が湿気でベタつき、毛玉になりやすく皮膚への外気との接触がしにくくなり
皮膚病などにかかりやすくなります。
だからといって乾燥しすぎる場所も苦手です。


●つないでいる場合はリードは長めのものにしましょう。
リードなどでつないで飼っている場合は、短めのリードではなく
できるだけ自由に場所が移動できるように、ロングリードにしてあげましょう。
日陰や日向、風通しのいい場所などを自分で自由に移動できるからです。


●老後は基本的には室内で生活させてあげましょう。
高齢犬になると体温調節がうまくできなくなるし、免疫力も低下します。
寒い冬などは、外気に耐えられるか心配です。
室内で一緒に生活をさせてあげることを考えましょう。
大型犬などで室内はどうしても無理と言う場合でも、夜の間だけでも玄関で
過ごさせてあげることが愛犬にとって大切な残りの犬生です。





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