犬種別長生きの方法を考える

犬種別長生きの方法を考える





近年、飼われている犬の品種も大変多様化しています。


昔だったら、柴犬、スピッツ、ちんやマルチーズ、ポメラニアンなど品種もごく限られていました。でも、今では街を歩いていれば様々な犬種と遭遇します。人気のある小型犬種のダックスフンドやチワワ、トイプードルなど、その品種はざっと50種以上になるでしょう。


犬は犬種ごとにイギリスをはじめとするヨーロッパ原産やアメリカ原産、オーストラリアや日本など、原産国や遺伝的系統が違うのは当然です。だから、犬種により体質も異なり、かかりやすい病気も異なる傾向にあるようです。一般的に雑種犬は、純粋種とか純血種より知能が高く、純粋種特有の遺伝欠陥が少ないため、良い環境で飼われている限り長命のようです。


この章では、代表的な犬種別に統計的に見たかかりやすい病気のあれこれや、その予防対策を考え、少しでも長生きさせる方法を考えていきたいと思います。家族の一員であるかぎり、少しでも多く一緒に生活できることを願って。





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