老齢化への準備（飼い主の心得）

犬の老齢化への準備（飼い主の心得）







皆さんも覚えているでしょう。自分の子供（愛犬）を初めて見たとき・接したときを。
ブリーダーさんのところで会った人もいれば、ペットショップで一目惚れした人もいることでしょう。


あれから、数年〜10数年たった今、愛犬はまさしく年老いていますよね。犬の一生は人間の一生に比べたら５倍も６倍も早いわけですから、一生をみとってあげられるのは飼い主自身です。
飼い主は当然のごとく、愛犬がこのまま年老いて、次第に弱くなり、さまざまな病気に苦しんだりすることを想定して老化への対策と身構えが必要になります。


うちの子はケアンテリアですが、小型犬なので大型犬に比べれば長寿なのかもしれません。それでも、同じ犬種の中でもま〜〜〜長生きなのかなって思っています。愛犬にとって長生きがうれしいのかは別として、飼い主にとっては、一日でも長く生きていて欲しいし、精一杯の介護をしてあげたいと思っています。


愛犬の高齢化・老化は顕著に現れます。

●ふんわりしていたり、艶やかだった被毛が変化してくる
●長時間の運動や散歩が苦手になってくる
●家族や周囲への反応が少しずつ鈍ってくる
●元気に階段を上り下りしてたのに、スローペースになる
●眠っている時間が長くなる
●鼻の周りの毛が白くなる
●よく食べるのに痩せてくる
●声をかけても無視される
●食餌の好みが変わった

こんな症状が現れたらそれは高齢犬・老齢犬になった証拠かも。


飼い主は、愛犬の老化の状態にあわせて運動や食餌を変えるなど、年老いていく愛犬をいたわりながら生活をエンジョイしてほしいものです。健康状態を日々チェックして、愛犬の身になって食餌や運動、生活環境を考えることで、元気に晩年を暮らしていけると思います。
若い時は肉が大好きだった人も年をとると共に肉より魚？って人も多いはずですよね。高齢犬・老犬も同じなんです。まずは、食生活を変えてあげることからはじめるといいかも。

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